2012年04月29日

ある新人の逃亡事件 ~2~



それから20分ぐらいすると彼が戻ってきた。



バツの悪そうな顔をして、こちらを見ている



まぁ、当たり前ですよね。
   この時点で製造ラインは彼一人分いない状況で
   動かしているのですから・・・



私 「急にどうしたんや。


   おらんようになったらびっくりするし、心配するやろ」




彼 「すいません。 このままでしたら迷惑かけるので辞めます」





私 「仕事が嫌なんか・・・・・?」





彼 「それは無いです・・・。」




私 「先輩の教え方がキツいんか?」




彼 「多少はありますが、出来ないから当たり前なんで・・・・」




私 「じゃあ、なんや?」




彼 「・・・・・・」




なかなか煮え切らない態度で、本音を言おうとしない彼に
しばらくは探りを入れる時間が続きました。




彼 「なかなか自分の思い通りに覚えられないんで、嫌なんです・・・」



とポツリと漏らした言葉を私は本音と捉えました。



私 「 あんまり、うちの仕事を舐めるなよ

    昨日今日入った、それも全く経験がない者が、すぐに出来るように

    なる程度の仕事なんてうちには無い 

    みんな少なくても半年や1年は経験を積まないと出来るようには

    ならん うちのメンバーに失礼や  



と意識して強い口調で彼を叱りました。



理由はどうあれ、入ってすぐに何でも出来る、任されるような簡単な仕事は
世間にはあんまり無いと思います。
ましてや「社員」がする質の仕事なら尚更です。



でも、考えてみると


出来ないから辞める・・・・・


後ろ向きなようで前向き・・・・




私 「最低の最低でも3ヶ月は我慢しろ

   それでも今と同じように出来ていなかったら辞めていい。



   絶対、3ヶ月後には、今日の出来事が笑い話になってるはずや。



   間違いないから見とってみ。
   おまえは出来る 

   私は出来ないと思うメンバーには、その仕事はさせない。
   出来ると思っているから今の仕事に就かせてるんや。


   3ヶ月たったら、今よりもっと出来てるから、その時に
   辞めたかったら喜んで辞めさせてたる。


   その間にミスして商品がダメになっても、それは私の責任や。
   一切、おまえに責任はない。


  だから、文句言わずに3ヶ月やってみること。」



彼 「・・・・・わかりました」





と2回にわたって長々と書きましたが、
少しはリアル感ありましたでしょうか



彼もまた今回、

じょぼい覚悟

をしてくれた一人です。



でも、この時のしょぼい覚悟は、

あれからまだ続き、

今では、すっかり1つ製造ラインを任せてよいところまで
成長してくれています。





誰でも辞めようと思うことはいっぱいありますが、
ぜひとも、


あと3ヶ月がんばろ。


いやいや、あと1カ月がんばろ。


とんでもない、あと1週間がんばろ。


で小さくなってもいいんです。



ちょっとでも、前を向いて踏ん張ることが重要


仕事の中身はまずは横に置いておいて、


続ける覚悟


を持ちましょう
 





   

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2012年04月27日

ある新人の逃亡事件



8か月前・・・・・。


わが社に中途採用で入社した28歳の男性。



採用時は、

比較的大柄で力もありそう。
内向的な感じはあるが、しっかりしている。
前職では、まとめ役も出来ている。
前向き。


など印象は良い、として採用しました。



わが社も新工場を立ち上げたところで、
早急に製造ラインを担当できるメンバーの育成が急務。


彼には、即戦力として期待していたので、
初めから先輩社員を張り付けて指導。




「今日は、調子どうや


「機械のことは理解できてるか


「あせらんでもええから、じっくり覚えろよ



などなど、私も進んで彼と会話をしていました。



ところが・・・・・




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2012年04月25日

報・連・相はバキューム力

ビジネスマンであれば、耳にタコが出来るぐらい聞かされている、



「ほうれんそう」。



報告・連絡・相談の3つをまとめた言葉です。







社会人、いやアルバイトの時から「常識」と言ってもいいぐらいに

実行させられていると思います。






でも、その「ほうれんそう」に大きな落とし穴があります。








俗に、コミュニケーションツールとしての使われるのがもっぱらですが、

私はこれについては大いに「異議あり!」









「ほうれんそう」は、



上司への「ほうれんそう」こそ最重要



と考えてください。





部下からの「ほうれんそう」なんてクソくらえ!





ちょっと過激なフレーズで失礼致しました。






その真意の程をお話し致します。







組織としての「ほうれんそう」は何の為にあるのか?



1)正しい指示・命令を発信する為

2)今、何が起こっているのか?を把握する為

3)異常の先取り



星の数ほどその理由はありますが、私の経験上では

この3つが非常に大切です。





この3つから感じてほしいのは、



コミュニケーションではない!





ということです。








上司が部下から情報を吸い上げる、



情報バキューム力 = ほうれんそう



がその正体です。











部下であるあなたは・・・・

上司に情報を与え続けること。



その成果として自分達には、飛びっきりの指示・命令が

返ってくる。







上司であるあなたは・・・・

部下から吸い上げた情報に対してどうしますか?



のんびり聞いているだけでは力を疑われます。

それをどのような判断材料に使いますか?





現状分析ですか?

異常の先取りですか?

人間関係の潤滑油にですか?





真価が問われる瞬間です。



存分に腕を振るって下さい。







今、これを読んで頂いている、



上司をお持ちの方

部下をお持ちの方

そして、一番多い、上司も部下もお持ちの方




このような情報バキューム力の使い方、考え方を

身につけると、また違ったパワーが

もりもりついてくるはずです。

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2012年04月23日

しょぼい覚悟





 
             「しょぼい覚悟」





 「覚悟」といわれるとちょっと重たい感じがしますか?



 20年以上自分の部署の採用活動を通して思ったことは、

 この「覚悟」がある人と無い人は『半年もかからず目に見えて差がつく』です。



 「しょぼい覚悟」と書いたのは、小さな小さな覚悟でいいと思うからです。





 【辞めない覚悟】



 このワンフレーズできっと持続して成長していけます。

 これは私の確かな経験から断言できます。







 辞めることを前提にしていては、何も身につきません。

 また先輩のアドバイスに「納得」することも出来にくいはずです。



 自分自身の足場を固める、という感覚で自分と向き合うことが大切。



 



 失敗しても何も感じず、記憶から消し去ってしまうのは最悪・・・・。





 そんな時に私は部署メンバーにこう言っています。

 



「失敗して悩んでる時間があれば、その時間を次にどうすれば失敗

   しないようにできるのか?に時間を費やすこと」





 


 辞めない覚悟の無い者は、すぐに





    失敗=自分には力が無い





 に結びつけてしまい自分で成長の芽を摘んでしまっているのです。




 



 私自身も「辞めたい!」「辞めたる!」と思ったことは

 100万回あります。


 でもそこで、





 「あかん、あかん・・・・。辞めたらあかん・・・・・



 と踏ん張って下さい。



 辞めたらあかん理由なんて何でもいいんです。


  彼女(彼氏)に笑われる・・・・


  両親に言えない・・・・


  友達にも恥ずかしくて言えない・・・・

  金が無くなる・・・・


 などなど、続けて行くための言い訳を考えて下さい!



 出来る人は一度決めたらその覚悟は、ずっと持ち続けられるかもしれません。


 でも、私達「凡人」は、覚悟をしていてもフラフラしてしまうんです。






 だから覚悟は、何度でも覚悟し直せる!



 しょぼい覚悟でも、覚悟し直すことを繰り返していると、気がつけば





 「おっ、続いてるやん・・・・っ






 という風になっているはずです。





 しょぼ、しょぼでOKです。覚悟は何度でも持ち直せます。





 
 ある新人の逃亡事件



 



 

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2012年04月22日

はじめまして。

思えば高校生の時に始めたスイミングスクールのコーチが社会へのデビュー。

大学時代はどっぷりそれに浸かり、バイトの間に学校、という生活。


思えばその辺りから友達からは「BusyBee(働き蜂)」と呼ばれはじめ

バイト代は月20万円をした回ったことは無いぐらい働いていました。


そのバイト時代に「社会人」としての基礎が固まり、学生ならでは「ゆる~い

根性」を叩き直され、プロとは何か?から叩き込まれました。


その後は金融関係の兵隊営業を2年間経験し、その後、まったくの畑違いの

食品業界に足を踏み込んだ私。



失敗を繰り返しながらでも、会社役員にまでステップアップ出来ました。

もちろんこれで終わりではなくもっと上を目指したい!という思いは持っています。



そんな私のこれまで実践で培った知識や経験を伝える場としてこのブログを立ち上げます。



このブログを目にした方々のご意見を頂きながら、

今よりもさらに厳しい仕事環境でも頑張って行ける「強い心」が、読者の皆様と自分自身の中で育っていくことを互いに信じて。